KSDを語る!

Attraction

 この記事は、体験版発表時に書かれたものです。


 我らがサークル代表・のえる氏に、宝探しゲームKSDについて語ってもらいました。KSDとはいかなるゲームなのか。そして、その見た目からは想像できない、内に秘められた魅力を、あらためて確認していただきたいと思います!

── まず始めに、簡単にゲームの概要を教えて下さい。
のえる 自動生成の3Dダンジョンを歩き回り、ヒントを手がかりに
宝探しをするゲームです。
様々な種類の宝石や指輪、首飾り、壺や絵画を入手し、
街で売却して資金を確保したり、レアなアイテムを
コレクションしていきます。
特に定められた目的があるワケではなく、一つのフロアを
クリアしたら、戦利品を売却して軍資金を確保し、
装備を調えて、再び次のフロアに挑む。
これを延々と繰り返すゲームです。
── 武器や防具、回復アイテムなどを装備し、モンスターと戦う
要素もあるそうですね。普通のRPGのようにも見えますが、
何か違いはありますか?
のえる 徘徊しているモンスターが危害を加えてくるので、
これと戦って排除する必要があります。
ただ、倒すと経験値が増えるとか、お金やアイテムを
落とすということはなく、単に邪魔をしてくるだけです(注1)
成長という概念が無いので、レベル上げに
エネルギーを注ぐ必要はありません。
敵の強さも変化しないので、自分が弱すぎたり、
強くなりすぎてバランスが崩れないのが強みです。
長く遊んでいても、いつも適度な緊張感を持続できます。

戦闘自体はかなり面白いです。
難しいフロアになると、かなり強力な敵も出てきます。
こうなると、真っ正面から戦うだけではなく、足止めして
遠距離から攻撃したり、扉ごと爆弾で吹き飛ばしたりと、
戦い方のコツを覚えて対処することになります。

(注1) この仕様は、将来変更することを検討しています。
ただ、あくまでもモンスターは“邪魔者”という位置づけであり、
“稼ぎの対象”としての要素は薄いままです。

── なるほど。
見た目からは分かりづらいですが、アクションゲームの
ような部分もあるようですね。
では、ずばりこのゲームのウリはどのへんでしょうか?
のえる いろいろありますが、一つだけあげるとしたら、
気軽にサクサクと、繰り返しプレイしてしまう遊びやすさ
ではないかと思います。
ちょっと暇があると、ついついソリティアを立ち上げて
遊んでしまう経験のある人は多いと思いますが、
まさにアレです(笑)
── あー、ソリティアは危険ですよね(笑)
のえるさん自身は結構遊んでますか?
のえる このところ毎日やってます(笑)
特に、こう、煮詰まるとフラフラ~っと(苦笑)

一つのフロアにあまり時間が掛からないし、F8でセーブ
して終了すれば、次に起動した時はその場からすぐに
再開できるので、始めるのも止めるのも心理的抵抗が
ほとんどないんです。
だから、気が付くと遊び始めている(笑)
── それだけハマるからには、やっぱりゲームの内容自体に
魅力があるのだと思います。
どのへんが面白いのか、もう少し詳しく教えて下さい。
のえる まずは、自動生成されたダンジョンを歩き回って、
マップを埋めていくところですね。
モンスターがうろうろしているので、なるべく上手に
倒していきます。無視してもいいんですが、食事とか
排便の際に邪魔なので……(苦笑)
── あの、ちょっと待って下さい。排便って?
のえる いや、このゲーム、歩いているとお腹が空いてきて、
食事をしなきゃならないんですよ。
食べないと、そのうち我慢できなくなって体力が
減少していきます。
で、食べたら食べたで、今度は便意を催して来まして(笑)
── …………。
のえる その、まぁ、するんです。こう、豪快に(笑)
出さないと、そのうち我慢出来なくなって……
まぁ、やってみればわかります(笑)
── …………。
え、えーとそれで、
モンスターがいると邪魔なんですね?(^^;;
のえる 食事は途中で止めても体力の回復が不十分になる
だけで済むんですが、排便は途中で止められない
ので、これはもう死ねます。シャレになりません。
あと、出したモノに反応するモンスターもいますし、
埋めておくとキノコが生えてきたりして、いろいろ
面白いですよ(注2)

(注2) 体験版ではモンスターに影響を与えないため、その効果は
分かりづらいですが、正規版ではそれなりに意味を持ってきます。

── うーん、私はちょっと……(^^;;
のえる まぁ、ちゃんと街に帰ればトイレがありますので、
そちらで済ませてくれば万事OKです(笑)
で、話を戻しますが、とにかくモンスターをなんとか
して、マップを埋めるわけです。
途中、ヒントがあちこちに落ちているので、それを
拾い集めます。そうすると、どこにお宝が埋まって
いるのかおおよその検討がつくようになるので、
そこをシャベルやピックアックスなどの掘削用具で
ざくざくと掘りまして、めでたく宝石や指輪などを
ゲットできるという運びです。
── ヒントはどういうものなんですか?
のえる もう、ズバリマップ上の座標を教えてくれるもの、
北東など大体の位置や、壁や扉など周囲の状況を
複合的に判断して推測するもの、マップの一部が
部分的に示されるものなどです。
マップ上に、マウスで印をつけていくことが
できるので、あらかじめ調べておくと便利です。
── なんだか難しそうですが……。
のえる まぁ、全部を見つけ出す必要もないですし、
すぐにわかる奴以外は無視してもいいんじゃないで
しょうか? まぁ、ハマればせっせと宝探しに没頭
するんじゃないかと思いますが……(笑)
── あとは、ゲットしたお宝を街で換金するんですね。
のえる いえ、お宝は、掘り出した段階ではまだ価値が
わかりません。宝石とか指輪の区別がつくだけです。
ダンジョンのどこかに精製機というのがありまして、
そこに投入します。そうすると、次のフロアをクリア
した時に鑑定結果が出て、初めて財産になります。
── すぐにはわからないんですか……。
のえる そうなんですよ。
この、結果を受け取るのにちょっと時間が掛かる
ところがミソだったりするんですが……。
そのへんは後ほど。
ただ、前のフロアで得たお宝の鑑定結果がここで
出ますので、やっぱりお楽しみの瞬間なんです!
ここは何度やっても楽しいですね~。
── 街には簡単に戻れるんですか?
のえる 帰還ポイントのあるフロアでは、そこから一発で
戻れます。街からダンジョンにも戻れます。
無い場合は、上の階に戻っていくしかないです。
── 街に戻ればウハウハですね!
では、次のフロアへ行くには?
のえる 実は精製機にお宝を投入する際、次のフロアの生成も
同時に行われます。
生成は、いくつかの候補の中から、規模や難易度、
帰還ポイントの有無や代表的なお宝やモンスターなど
の情報をみて選ぶんですが、実はここでお金がかかります。
当然、価値のあるお宝がありそうなところほど高いです。
これが、せっかく稼いだお金のかなりの部分を
持って行ってしまうのです……。
ただ、ハイリスク・ハイリターンでして、稼ごうと
思えば、安い迷宮ばかり選んでいても埒があきません。
思い切って選んで、次のフロアに挑むワケです。
── 簡単にお金持ちにはなれないんですね。
のえる 先の鑑定結果が出るまでに時間がかかるというのが
このへんで響いて来まして、ある程度手元に資金が
ないと、鑑定して売却する前に、迷宮の生成に必要
な資金が出なくなっちゃうんですよ(笑)
まぁ、この辺はやってみれば感覚的に分かると
思います。悔しい思いをするハズです(笑)
── そろそろ、やってみないとわからない感じです。
のえる そうですね。
あんまり小難しく考えるようなゲームじゃないんで、
やってみて確認してもらうのが一番だと思います。
まずは夏コミで体験版を無償頒布する予定ですので、
これをゲットしてもらえると嬉しいです。
そのうちWebダウンロードも開始します。
詳しくは製品情報のページをご覧下さい。

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